旧友
「仕事なんて多少つまらなくても大変でも稼げればいいかと思ってる」
らしいです。
我が高校の時の友人たち。
今仕事してないよって話したら、なんで辞めたの?って話になるわけで、そういう時は真面目に答えると疲れるので、明るいアホのふりして適当に話しておくのだけれど。
昨日は、①つまらない②飽きた③疲れた、くらいのまぁダメ人間代表みたいな回答をしたのに、何故か仕事に対して真面目なんじゃない?とか言われ始め意味が分からず…
「やりたくないことはやりたくないしできない」
これがどうやらみんなとは違うところで、すごいと思ってくれるらしい。
みんなは一番最初に書いた通り、多少のことは我慢してお金をもらう方が楽なんだと。
わたしからすればそっちの方がよっぽどすごいと思うけどね…
とにかくただ飽きっぽくて何ひとつとして満足にできない自由気ままな私の生き方を、どうやら羨ましいと思ってくれる人がいっぱいいるっていうのは、どういうことなんだろうか。
わたしと長く関わってきた人は、わたしのやることについて一切の否定をしてこない。
親ですら。
わたしならそのうちなんとかすると思っているのか。
有無を言わせない頑固な人間だと分かっているからなのか。
そもそもわたしの人生になどさほどの興味も持っていないからか。
あいつには自由にやらせておけっていうあの空気には結構エネルギーをもらっているのだけれども。
なんか面白いから今度は何するか泳がせておこうぜって思われてるのかもね。
それ、嬉しいわ。
あいつまたなんか面白いことやってるって思われるような人生はいいよなぁ。